イジワルな俺様の秘密ライフ
「あたし以外の女に奪われないようにね」
「ケバ……花園さぁぁん!!」
「ちょっと、勘違いしないで!
アンタならぽやぽやしてるから奪いやすそうってだけ」
「うん、うんっ」
「ちょっと本当にわかってんの?
あっ、なつくなってば!!
ちょっと、鼻水ついてるっ」
「うん、うんっ」
花園さんはブツブツ言いながら、ティッシュをくれた。
「ありがとう、花園さん」
「うるさい、さっさと行けば?
アンタだけでもウザいのに、アンタがいると姫香も来るから……マジ勘弁」
そう言った花園さんは、海翔を見て言った。
「これからも、ファンでいていいですか?」