裏表プリンス
私は思わず煉をガン見。
学校ではずっとしてる訳だし、これから勉強する訳だからしてなきゃ駄目じゃない?
……なのに
「何で眼鏡外してんの!?見えんの!?」
「あ?見えねぇ訳ねぇじゃん。この眼鏡、伊達だし」
「うっそ!!ちょ、眼鏡貸して!!」
ケースに入った儘渡された眼鏡を掛けると、煉の言った通りレンズに度はなかった。
てか何で不機嫌なんですか、教えて下さい俺様神様仏様ーっ!!!!
「でも何で伊達メ掛けてんの?」
「中学ン時に顔だけでキャーキャー騒がれててさ、高校入ってそうならねぇ様に伊達掛けた……ら逆効果って訳」
「へぇ……でも何で騒がれんの嫌なの?」
眼鏡を外しながらそう煉に質問を投げ掛けると、予想外だったのかポカンとした表情で私の方を見ていた。
「さぁな。それよりも勉強始めんぞ」