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私の皮膚を貫いた針は

点滴の用意も済み



「あと少しで先生が来るから、あとちょっと待っててね」




時計がないこの部屋は

私が入って来てどの位経ったか分からず

“あとちょっと”と言われる先生の登場時間まで

検討がつかない
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