チョコレート*キス [短編]
「圭ちゃん・・・これ、セクハラって言うんだよ。」
さっきと同じセリフをもう一度言ってみる。
「・・・ほんとは嬉しいくせに。」
そう言って、笑顔でさらに強く抱きしめてきた圭ちゃん。
「っ・・・いつもの・・圭ちゃんだぁっ・・・!!」
だぱー。
「えぇっ!?なんでまた泣く!?」
号泣。
「圭ちゃっ・・・好きぃ・・!!」
「うん。俺も。」
私の顔を覗き込んできた圭ちゃんは、私の好きな力強い視線をしていた。
そして、屈託のない笑顔で笑った。
「俺の愛しいりぃの顔がぐちゃぐちゃだ」って。