チョコレート*キス [短編]




「圭ちゃん・・・これ、セクハラって言うんだよ。」


さっきと同じセリフをもう一度言ってみる。




「・・・ほんとは嬉しいくせに。」


そう言って、笑顔でさらに強く抱きしめてきた圭ちゃん。




「っ・・・いつもの・・圭ちゃんだぁっ・・・!!」


だぱー。

「えぇっ!?なんでまた泣く!?」



号泣。



「圭ちゃっ・・・好きぃ・・!!」

「うん。俺も。」




私の顔を覗き込んできた圭ちゃんは、私の好きな力強い視線をしていた。


そして、屈託のない笑顔で笑った。
「俺の愛しいりぃの顔がぐちゃぐちゃだ」って。






< 12 / 22 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop