太陽に輝く君 -夢空-
「ごめんね」
「俺はええから。
自分は大丈夫なの?」
「うん,ありがと」
先を行く隼翔に
「ねえ,どこに行くの?」
と聞いても
「もう着くから」
としか返ってこなかった。
それからすぐ,
50Mくらいのところに
アクセサリーショップが見えた。
お店の中は
たくさんの商品であふれてる。
高級そうなガラスに入った
宝石さえないけど
独特の雰囲気を持ってるお店。
隼翔はあたしの手を引き
ペンダントが置かれている場所に
立ち止った。
「すいません。
これペアでいただけませんか」
そう店員さんに聞くと,
「何か文字入れますか」
との返事に
「お願いします」
と返し,何かを紙に記入した。