小学生がいる
椅子に座り、ケータイでケータイ小説を読む。
ケータイ小説を読んでいれば40分という時間はあっという間に終ってしまうと静香は考えていた。
ケータイ小説に没頭していると、時折ピーッという乾燥機が止まる音が聞こえた。
それは他の乾燥機が乾燥を終えたことを知らせる音であった。
しかし、誰も乾燥された洗濯物を取りに来る気配がない。
静香はふと自分の洗濯物の乾燥時間が残りどれくらいか確かめるべく顔を上げた。
その瞬間、瞳は硬直してしまった。
自分の洗濯物が入っているはずの乾燥機の中に洗濯物はなく、その代わりに小さな小学生が乾燥機の中でゴロンゴロンと転がっているのである。
ランドセルこそは背負ってはいないものの、その小学生は白いポロシャツに黒い半ズボン姿でまるで人形のように力なく上まであげられては下へと落ち、上まであげられては下へと落ちとグニャリと転がっているのである。
しかし、顔だけは静香をしっかりと見ている。
真っ白い顔に無表情な黒い穴のような瞳、そして異様に赤い唇。
昨日の夢に出てきた小学生がそのまま乾燥機の中で転がっているのであった。
静香の手がガタガタと震える。
ケータイ小説を読んでいれば40分という時間はあっという間に終ってしまうと静香は考えていた。
ケータイ小説に没頭していると、時折ピーッという乾燥機が止まる音が聞こえた。
それは他の乾燥機が乾燥を終えたことを知らせる音であった。
しかし、誰も乾燥された洗濯物を取りに来る気配がない。
静香はふと自分の洗濯物の乾燥時間が残りどれくらいか確かめるべく顔を上げた。
その瞬間、瞳は硬直してしまった。
自分の洗濯物が入っているはずの乾燥機の中に洗濯物はなく、その代わりに小さな小学生が乾燥機の中でゴロンゴロンと転がっているのである。
ランドセルこそは背負ってはいないものの、その小学生は白いポロシャツに黒い半ズボン姿でまるで人形のように力なく上まであげられては下へと落ち、上まであげられては下へと落ちとグニャリと転がっているのである。
しかし、顔だけは静香をしっかりと見ている。
真っ白い顔に無表情な黒い穴のような瞳、そして異様に赤い唇。
昨日の夢に出てきた小学生がそのまま乾燥機の中で転がっているのであった。
静香の手がガタガタと震える。