小野先生とアタシ

「人に厳しくして寄り付かせないようにして!
そしてそれで傷つけた人の倍以上に自分を傷つけて…。
そんなの…。
ただの自己満足でしかないんですよ?
アタシ…わかってるんですから!
先生は…
本当はそんな人じゃない…!」


アタシはそこまで言ってハッとした。



先生に向かってアタシ…なんてこと…。


2人の間に沈黙が続く。


冷たい風が吹きぬけてアタシは我に返り先生に謝った。



「変なこと言ってすいません…!」

アタシはそう言ってそしてそのままきびすを返して駆け出した。

その場にいたくなかったから。







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