小野先生とアタシ

きっと先生、
アタシのこと嫌な奴だって思ったに決まってるから。

何もわかってないくせに生意気でエラソーなこと言って。



そう、
アタシ先生のそれまでの事情なんて詳しく知らない。


でも。
ただ、ここにいるのは先生じゃない。


さっきまでの、
少なくともあのお店に来たところまでが本当の先生…。
そう思ったから…。




片方の足はヒールも履かず裸足で走るアタシ。

地面が痛くて冷たい。


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