この世界で二度きみを殺す
こんな事をしても、ちさとは僕の元へと戻ってきてはくれない。





わかってる。



わかってるよ。





だからこそ思い出がどうしようもなく愛しくて、僕は必要以上に、姉さんにちさとを求めてしまった。





この白い砂が魔法にかかったように人の形を成し、命を吹き返すことはないんだ。






< 167 / 172 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop