私に恋を教えてくれてありがとう【下】
百合は華子を見つけると

一尺玉を打ち上げた。


「華子ちゃん!」


「百合!ごはんしてないよね?」


うなずく彼女を見て華子は行こう?と百合の背中に片腕を伸ばし促した。


二人は当然とばかり

いつものカフェへと足をのばした。



まだ太陽は南中ではなかったが

ランチをすることにした二人は



食事が運ばれてくるまでの暫しの間、近況報告に入った。


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