純恋




そしてあたし達は優しい優しいキスをした。



初めてのキスだった。



あたしの口は傷で血だらけだったから、まずかっただろうな。



―‥ありがとう。



それから貴仁はあたしを家まで送ってくれた。


初めて
『バイバイ』
って言った。


バイバイは何か暖かかった。



あたしは貴仁が‥好きなんだ。





ねえ?貴‥


好きになれてよかった―‥



出逢えてよかった‥





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