COURAGE!!
「これでテストは終了だが、今から実際に戦ってみよう。」
「今から!?」
鎗がおろおろしながら剱を見つめている。
「そこの扉の向こうは山の頂上になっている。そこにもうすぐ敵が来るだろう。そいつを倒して来てくれ。」
そんな………無理だ。
まだ自分の武器を振ったこともないんだぞ?
そんな僕にどうしろと………
急に不安が押し寄せ、鎗の顔が曇る。
「大丈夫、キミならできる。俺はそう信じてる。」
鎗の顔色を見た剱が言った。
剱さんの期待に答えたい。
その言葉を聞いて安心した鎗は、顔を力強く縦に振り、扉の前に立った。
ドアノブに手を掛け、回そうとしたが、思わず後ろに目をやる。
すると剱がコクリと頷いてくれたので、鎗も軽く頷きかえす。