COURAGE!!
どうすればいいか、その疑問に対する答えは、考えずとも見いだせた。


突っ込むしかない!!


前に走りだした瞬間、また矢が飛んできた。


ヤバい!!


前に重心がいっているこの状態で横に避けるのは容易なことではない。

しかし、やるしかないのだ。

祐実が放った矢は、目にも止まらぬ速さで鎗の腹目がけて接近してくる。

鎗は体を横に向け、腹を引っ込めた。


……が、祐実の放った矢は僅かに鎗の腹を掠めた。


数秒後、掠めた部分が痺れはじめる。

腹に手をやり、目を腹に向ける。

腹が電気を帯びている。


やはり雷か………


鎗の予想が確信へと変わった。
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