love you
新しい家族
家族三人で楽しんだ後、

そのまま三人で同じ家に帰った。

そこゎ、新しい我が家。

龍が頑張ってお金をため、

それと両親の貯金を合わせて借りたマンション。

もう家具や生活用品ゎ全部運んである。

これがアミへの誕生日プレゼント、

「パパのいる家」。

アミゎしばらくあちこちを見回していたが、

すぐにうちとけた様子だった。

「少し、かたずけなきゃ。

部屋にいるからアミよろしく。」

私ゎそういって自分の部屋でかたずけを始めた。

リビングとか、よく使う所ゎちゃんとかたずけたけど、

自分の部屋などゎまだ結構散らかっていた。

しばらくかたずけに集中していると、

いきなりアミの叫び声が聞こえた。

「どうしたの?!」

私ゎあわててリビングに戻った。

そこにゎ、キャーキャーと顔を真っ赤にして笑うアミの姿があった。

近くにゎ龍司が寝ッ転がって腹を押さえている。

「龍?大丈夫?」

私ゎ龍に駆け寄った。

「ツッた・・・

腹、つった」

とても苦しそうに龍ゎ私に言った。

「あははははっ!
お腹つったの?!

バッカみたい!!」

私まで転げまわって笑ってしまった。

でも、龍ゎ本気で顔を真っ赤にして苦しんでいた。

「これって、救急車よぶの?!」

「呼んで・・・

お願い、、、


死ぬ・・・」

「大げさだよ!」

そういいながら私ゎ救急車を呼んだ。

救急隊員の人が部屋まで来て、

龍をタンカに乗せた。

「大丈夫ですよ!

お腹をつったくらいじゃ死にませんから。」

その後、

しばらくアミと二人で笑っていた。

アミの笑う顔ゎとても可愛い。

なんだかひまわりみたいに輝いて見えた。


それから少しして、

龍司がタクシーで帰ってきた。

「あの後すぐ治ったよ。

心配かけてゴメンな!」


元気そうでよかった。

ちょっと位のことでも、

相手が大事な人だと少しゎ心配になる。

これが、私の家族なんだ。

初めての家族3人の夜ゎとてもあわただしいものとなった。

それと共に、

思い出に残るものとも、なった。
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