LASTLOVE
「こっち向いて…」

「…ャダ…」

政樹が優しくキスしてくる。
胸に触られ、ビクッとした。

「俺の夢にこんなん付けて…。」

「ごめんなさい…」

「夢は謝らなくていいんだよ。」

「ん…政樹…なんでわかったの…?」

「目が覚めたらな…」

…………………
…………隣に美月がいた。
「なんで…?」

「政樹…あたし辛い…どおしたらぃぃの…?」

美月はそう言いながら昔のように俺の胸に顔を埋めて来た。

「もぉ全部わからない…グチャグチャにして…?」

そう言いながら美月は俺に唇を重ねて来た。
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