愚者
「さて、これからが本番だろう?」
 男性は威圧的な態度で恵に挑んで来る。拒みたい。これ以上自分を汚したくは無い。だが、生活と云う現実が恵の心に在る防波堤にヒビを入れる。
「勿論よ。これじゃあ中途半端だもんね」
 心にも無い思いを口に出し、男性の性器を自分の陰部に受け入れる。屈辱と悲しみが交錯する中、恵は瞳を閉じて喘ぐ演技に集中する事にした。

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