空色パレット
ていうか、割れそうにない頭だと思うけどさ。


「犯すぞ」


「また頭突きします」


一瞬ビクッとした笹河を見て、つい笑ってしまった。

よほど痛かったんだろう。まだ頭を押さえているから。


「何か風呂入ってる気がしねぇ」


「あたしもですよ…」


服着て入るとか初めてだもん。
海か川に落ちた人みたい。


自分に呆れていると、笹河が突然、あたしの服の中に手を入れてきた。


「変態っ!」


腕をつかんで、外に出そうと頑張った。
でも…力が強くて…。


頭の上からキスの雨。
触れられた場所がどんどん熱くなる。


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