空色パレット
「やっ…ぁ…」


「力抜けよ」


頭が混乱していて、何が何なのかわからなくなった。

判断が鈍ってきてる。


「っ……や……ぁ」


首筋に強く吸い付いてきた。

あたしはただ必死に笹河を求めていた。


そのことに気づいたとき、一気に恥ずかしくなって思わず笹河を突き飛ばしてしまった。


「お前、今…すんげーいい雰囲気で…」


「の、のぼせちゃうからっ。えっと…」


焦るあたしを呆れ顔で見てくる笹河は、なぜか楽しそうに見えた。


「まぁ、まだまだ時間はあるな。これからたっぷり…な?」


…な?って言われましても…ね。

恐怖なんですけど、その笑顔っ!


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