to Home!!
─俺の未裕
その言葉ですでに赤面していた私。
そんな私に気づいた2人は一緒に笑っていた。
金沢さんとじゃれる祐也さんを見てると
きっと高校生の祐也さんも今と変わらなかったんだろう
そう思わされた一夜だった。
金沢さんが帰るとき、私にコソッと教えてくれた事がある。
「祐也さん!ち、近い!!」
「しょうがないでしょ、シングルベッドなんだから」
「これシングル!?ダブルくらいの大きさあるじゃん!」
「気のせい気のせい♪」
「超」がつくほどご機嫌な祐也さんと私は今、1つのベッドで寝ている。
うぅ、何でこんな事に…。
嬉しいけど困ってしまうよく分からない状況になったのは、ある事がきっかけになったからである。
時間は1時間前にさかのぼる……
「なぁ、未裕」
「何?」
風呂上がりで、リビングでテレビを見ながらゆったりしていた。
「雅樹…さっき帰るときに何て言ったの?」
「えっ…」
ふと言うか迷ってから、止めた。
「何も…、大したことじゃないよ?」
私が何か隠しているのはお見通しらしい。
そんな私を見て祐也さんはニヤリと笑う。
「ふーん、そんな事言うんだ?」
あ…これは…
「未裕、今日は俺と一緒に寝よっか。あ、これ強制ね」
「はっ、はぁ?」
「文句あるなら今すぐ答えてよ」
んな無茶苦茶な!!
「い、いーよ、別に!私、祐也さんは何もしてこないって信じてるし」
「う゛……」
と、最初は立場が逆だったんだけど…。
…こうして今に戻る。
今はドキドキしすぎて、余裕の祐也さんに押されっぱなし。