ビー玉の瞳



図工の授業中は席を自由に移動していいので、ボクはアンドウ君の前の席に座った。



その日はカッターとカッター板を使って、色とりどりの紙を切ってつなげる、という授業だった。




さっそくボクはピンク色の紙を切り始めた。
ママにはピンクがよく似合うからね。



アンドウ君が後ろからボクに声をかけた。



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