まーくんの部屋



こういう方法があるのか。


だいぶ胃も満ちてきてそう考えていると、

男の内の一人が私の腕を引っぱった。


「すっげー食うなこの子!!」


笑い合いながら、その男は私をベットに倒した。



「ヒャハハ!! 早く終わらせろよ!!」


床に座っている男と言い合っている。




なるほど。


こういう方法か…。





私はセックスをしたことがなくて、すごく痛かったけど

痛がっているだけなのに、その様子が良いと言った。

それで男達はどんどん入れてきた。




私はバイトができないみたい。


残金は、あと80円。


でも、多分まだ死にたくないんだ。





痛かったし臭かったしまずかったけど、


次の朝食べ物をくれたから、それでよかった。





それから私は、体を売ればいいということに気付いた。




痛いことをされるけど、ベットはアスファルトよりはマシ。



それを続けているうちに、いつしか痛みも感じないようになってきた。





< 12 / 74 >

この作品をシェア

pagetop