君に捧げる想い 〜birthbywhiteday〜
「でもどうしてそんなに変えたの?」

「独り身になったから。新しい恋を探すためにはニューバージョンじゃないと」


「え?鮎川くんと別れたの?どうして?」

「ん〜価値観の違い?」

あげはの言葉が胸に刺さる。

そうだ。

自業自得なんだ。

「とにかく終わったの」

だが、キツイ…

「トイレ行ってくるね」

立ち上がったあげはがオレの席の横を通った。

本当に彼女から薫匂いが違った。
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