pure
足がガタガタと震えていた。


いつも定例会議で訪れている


この会議室が狭く感じられるほど


たくさんの人でごった返していた。


100人はいるだろうか


全員の視線が目の前に用意された


ひな壇へと向けられていた。


「では、講師をご紹介します。


アンジュ代表 森村愛子さんです。」


「拍手が会場の中でこだました。」


倒れそうになる自分に


「あれは かぼちゃ かぼちゃ」っと


言い聞かせながら


壇上に上がった。






こんにちは 森村 愛子です。



本日は 諸先輩方を前にして


お話させていただくことに


とても恐縮しております。


そして、先ほどから足が


ガタガタと震えるほど


緊張しています。


今回 講演のお話をいただいて


私なりに何をお伝えできるだろうと


考えました。


たくさんの知識をお持ちの


先輩たちの前で 私がお話させて


いただけることといえば


今までの経験しかありませんでした。


だから もしかしたらまったく


お役に立たないお話に


なってしまうかもしれませんが


お付き合いいただけると


嬉しいです。





 
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