pure
「アンジュ」からの帰り道


いつものスーパーマーケット


によって買い物をすませる。


車に乗るとPureの着信音


バッグの中の内ポケットで


光っている携帯を手にする。


サブディスプレイ

    上野 克己





「はい 森村です。」


ブルーな気持ちに気づかれない


ように 元気な声を出してみた。



「今 お電話大丈夫ですか?」


いつもの明るい声にホットする。



~もしかしたら 転勤は


   間違いなのかも~



直感で感じた。





「うん いいけど どうしたの?」



心が弾んでいる私・・・



「今までお世話になりました。


大阪の転勤 決まりました。」




大きな石が頭の上から


落ちてきたみたいな感覚に


くらくらした。




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