せーしゅん。【短編集Ⅲ】


「卒業式って…悲しいんだな…」


キヤの声が弱弱しく聞こえた。




「悲しい儀式…」



卒業生は涙を拭き


響き渡る拍手の中、


この体育館を退場していく。




僕たちは彼らに会うために表に回った。


「朝倉さん!」

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