Love Step
「わたしもゆきちゃんが一番大事 昔から見守っていてくれた……ありがとう……ゆきちゃんがいなかったら今もずっとあのままだったと思うの」



お礼を言うのは恥ずかしかったけれど自分の気持ちを今言うべきだと思った。



雪哉がいなければ男性恐怖症をずっと抱えたまま暗い人生だったかもしれない。



「よく克服したと思うよ 大変な時期を乗り越えたんだ これからは2人で人生を楽しもう」



「うん でも2人じゃ嫌だよ?」



「えっ?」



「だって、いつかはゆきちゃんに似た可愛い赤ちゃんが欲しいもん」



真剣な表情の杏梨だ。



「あぁ 俺は杏梨によく似た女の子が欲しいな」



「むぅ~ 赤ちゃんに嫉妬しちゃいそう でも、それなら家族4人だね?すごく楽しそう」



「そうなるように努力は惜しまないよ?」



えっ?なんの努力?



首をかしげる杏梨を見て雪哉は笑う。



「でもそれにはまず、結婚が先だろう?」



「うん そうだね あっ!まだやりたい事もあるんだよ?」



「やりたい事?」



「うん 琴美さんのようなネイルアーティストになること」



「きっとなれるよ 協力するよ」



「ダメだよっ!ゆきちゃんが協力したらそれは実力じゃないもん 自分で頑張るからね 見守っていてね?」



にっこり笑う杏梨にとうとうこらえきれずにキスをした。



啄むような優しいキスだった。



そういう所が惹かれてやまないんだろうな
これからもずっと君を愛すと誓うよ 杏梨





END


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