ソプラノ
「何~?どうかしたの?」








柚がドアを開け、顔を覗かせる。










「あ・・・・あたしのティアラが無~い!!」






由希は叫ぶと、「控え室かなぁ!?」と、待合室から走り出ていった。










「え、おい!走るな由希!」








陸は由希の後を追いかけ、待合室を出て行った。













『・・・・・・まじ?』





取り残された俺達3人は、呆然と突っ立っていた。











「って、こんなことしてる場合じゃない!探さなきゃ!」








柚はハッと我に返ると、「あたし車見てくる!」と待合室から出て行った。








「俺等も探そか・・・」







俊介は柚の後に続き、外へ出て行った。











「ったく・・・・由希のアホが・・・」






俺は深くため息をつくと、時間が刻々と迫っている事に気付き、急いで待合室を走り出る。








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