ソプラノ
「親戚の子が?」









柚は頭の上にクエスチョンマークを浮かべる。










「うん、綺麗だったから、つい触りたくなって、そしたら弟が奪おうとしたから、持って弟から逃げてたらしいんだ・・・」






陸は「ごめんな」と由希目から流れる涙を拭った。











「なぁんだ!よかった!」







柚はほっと胸を撫で下ろすと、「じゃあ、行くよ!」と俺達2人に言った。









「じゃー後でな、2人のアツイキッス、一番前で見ててやるから。」









と、俺は待合室を出る直後、ニヤっと笑い、そう言った。












「ちょ・・・・!恥ずかしいからやめてよ!」







由希は顔を赤く染めながら俺に言い返す。







その言葉と同時に、ドアが閉まる。




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