君だけのもの


学校に着くと、学校の生徒が案内していた。


「日悠!」

「おー愛弥(あや)じゃん!」
愛弥は、一つ年上のうちの事務所のモデルで、SGの専属モデルでもある。

俺の本当の姿を知っている数少ない仲間。


「入学おめでとう!ちゃんと来たんだ!サボるとか言ってなかった?」


「何言ってんだよぉ。俺がサボる分けないよ。」

俺は、にこっと笑って答えた。


愛弥‐!馬鹿!!俺の本性知られる!!

「あっ!ごめんっ…日悠は…3組だね♪」


「ありがと。じゃあ、頑張ってね!」


俺は、愛弥に手を振って教室に向かって歩きだした。




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