桜の木の下で



…どれくらい経っただろう。



先輩と話してたから苦にはならないってかむしろ幸せなんだけど…



「っくしゅん!」



…だんだん寒くなってきた。



6月でも夜はまだ寒いよね……



「大丈夫?」



「は、はい……」



本当は全然大丈夫じゃない。



足が本当に付いてるのかさえわからないくらい冷たい。特につま先。



もとから冷え性なんだけど…



すると、



「おいで」



と先輩が足を開いた。



「…え?」



「あっためてあげるから」



つまり…先輩の足の間に座れと…?



むりむりむりむりっ!



心臓何個あっても足りませんよっ!!



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