舞姫〜MaiHime〜
──その後。
あいつらがどうなったかは知らない。
猛火を止めさせられたかもしれないし。
もっと酷い目にもあったかもしれない。
もしかしたらまだそこら辺にいるかも。
…そんなの。
あたしには関係ないから。
ただ。
あたしは決して許さない。
自分から名乗り出たのは認めてやる。
…でもあたしは一生忘れないと思う。
あいつらの憎たらしい顔を。声を。
それは許されるべき事ではないから。
-舞姫の告白-Maihaku