運命の恋~先生を抱きしめたい~
「実は俺…紅さんの担任だったんです。
一度
月城さんとはお会いしてますよね?」


兄はしばらく考えて


「あ・・・紅をおくってくれた・・・」


そう言うと慌てて
私を見た。


兄は大丈夫なのか?そう言いたげに
私の表情を確認した。



「紅さんとお話したいんです。
お酒飲んでないしもう少し紅さんを
お借りできますか?
責任もって戻しますから・・・・」



ドキドキはきっと先生に
聞こえている



「紅・・・どうする?
俺はおまえにまかせるよ・・・」



私の心は全部先生ともう少しいたい


そう叫んでいる


でも・・・・・

先生に理由を聞かれたら?


そう先生の前から消えた理由・・・・
それが怖くて
答えられなかった・・・・・
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