姫密桜
「この間・・・
 オリグチさんのお父さん
 
 ママに
 何の用事だったの?」

私の問いかけに、困る母

「・・・その事ね

 サクラ・・・
 今日は学校を終えたら
 真っ直ぐ、寄り道せずに
 帰ってらっしゃい
 
 貴女に
 大切な話があるの」

今度は、真剣な面持ちの母。

「大切な話?」

「そうよ・・・

 お父さんも、今日は
 仕事がお休みだし
 この機会に、三人で話し合い
 ましょう、分かったわね?」

「うん、わかった」

大切な話・・・

私は、全てを知る。
< 497 / 675 >

この作品をシェア

pagetop