姫密桜
いつもの場所で槇と待ち合わせ

並んで学校へと向かう、私の
足取りは重い。

「マキ、やっぱり
 別々に登校した方が・・・」

「サクラ、言いたい奴には
 言わせておけばいい
 コソコソと行動する方が
 余計に疚しさを生む

 それに、はじめが肝心
 ずっと、コソコソし続ける
 のは、俺はご免だ」

「うん、そうだね
 堂々としてた方がいいね
 でも、できるかなぁ
 
 私、怖いよ・・・
 
 マキは、すごいね?」

私の手を握り締める、槇。
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