花鎖


「(愛おしい、レナが愛おしい・・・。だって、こんなにも僕の愛を受け止めてくれている。こんな可愛い顔をして、答えてくれる。でも・・・、また“あれ”がくるのかと思うと、憂鬱になるよ。今度こそは、うまくやらなきゃいけないよね。その為には攻略法を立てとかなきゃ。・・・まあ、また戻せば良いことなんだけど)」


青年は、蔭のある笑顔を作る。

そして時は流れる。

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