監禁ゲーム~ap~
ap2
清春が向かった先は、城の四階…小人の部屋。
駆け足で階段を上る清春を、丸子は疑問を感じながら追った。
四階に着くと、手当たり次第に部屋に入り、ベッドやソファー、クローゼットなどを探し始める。
無心に探す清春を、丸子はただジッと見ていた。
「ど、どないしたんや?そない、必死になって」
しかし、清春から反応はなく、何かを探し続けた。


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