レイコーン
「ところで、この飴…」
「マール、赤いの一粒くれるかい?」
マールは缶から赤い飴を取り出しニコスに渡した。
「コレねレインボードロップって飴さ!中には7種類の飴が入っていてそれぞれが常に快適な環境に保ってくれるのさ!他の6色とは違い、白は眠気覚ましだよ。それがないとマスターの屋敷のツタに眠らされちゃって出入り出来なくなるから気をつけろよ」
「そういえば、昨日眠らされちゃったな。」
「使っても飴は一日経てば、補充されるから好きなだけ食べればいいと思うよ。でも、食べすぎには注意だね。」
「へ~?ってことはこの熱さもしのげる飴があるってこと?」
「どの色でもいいから舐めてごらんよ。今より快適にいられるからさ。」
マールも赤い飴を取り出し舐めてみると急に適度な気温になった。
「おぉ~ホントだ!熱くなくなったよ!便利なものがあるねぇ~」
服についた砂埃を払いながらニコスは立ち上がりマールに言う。
「さぁ、マールそろそろ行こうか。」
ニコスは荷物をしまうとスタスタと行ってしまった。
日差しは相変わらず、ギラリギラリと照っている。
だけど、ドロップのおかげで快適な気候で歩く事ができた。