レイコーン

『食の街アルバータ』

まず目の前に飛び込んできたのは中心にある大きな宮殿だ。
街は大きな宮殿を中心に賑わい、さまざまな露店が並んでいる。
人々の姿は、白く全身を覆う布を巻いていて、ターバンを巻くものも多い。
そのほかの特徴といえば首に鳥の姿を模した宝石つけている。
宝石は青い色をしていて何かの信仰心の表れのようだ。

 
「マール、お金を渡すよ。はい!」


「コレは?」

 
「この国は、銅貨、銀貨、金貨で流通してるんだ。銅貨10枚で銀貨1枚分、銀貨10枚で金貨1枚分さ。無駄遣いするなよ?」


「わかった。ありがとう!」

 

マールはニコスに金貨をもらうと
2人で街の中心街へと向かっていった。
道を歩いていてもそこたら中から商品を売る声がする。


「いらっしゃいウチの食品は海の海獣だよ!美味いよ美味いよ!」


「ウチのは葉果物さ!新鮮だよ!」


あちらこちらから甘い香りや
香ばしい香りがしている匂いが充満し街全体が厨房のようだ。
人間らしい人は見当たらない。

みんな、鳥や獣などをかたどった顔立ちをしている。

 
「カラカラ干し肉食わないか?」


「ん?食べてみるよ。」


近くにいたかばの様な顔のおじさんにニコスは干し肉を2つ注文した。

「銅貨2枚だよ。」

「銀貨しかないからお釣り頂戴!」

「はい。毎度あり~。」

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