レイコーン

「まず・・・?ナンだって?」


おばさんの顔はものすごく怖い。
怒涛天を突くそんな勢いで鶏冠を逆立てている。


「えぇ、、、微妙においしいです。」


もうこう言うしかない。涙で目の前が見えない。


「そうだろう!そうだろう!」


鶏おばさんは高らかに笑っている。

「はい、銅貨4枚だよ。」

「え?」

「え?じゃないよ。この袋詰めは、銅貨4枚だよ。」
 

鶏おばさんの前には3種類の袋が置いてある。

大は銅貨10枚、

中は銅貨6枚、

小は銅貨4枚らしい。


「あの…じゃ、この小さいのください。これしかお金ないから・・・」


そう言ってマールはニコスにもらった金貨を差し出した。


「まいどあり~」
 

鶏おばさんは高らかに笑うと、周辺にある袋までかき集めだした。

 
「あの、お釣りは…?」

「あぁ、お特用にちゃんと用意してあげますよ!坊ちゃん!」

鶏おばさんは、店中のものをまとめていやがる。
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