レイコーン
『ゴホン』
しゃべる帽子そっちのけで会話していた二人は帽子の咳払いで彼に目を向けた。
「見たところ…お主じゃな?わしの封印を解いた者は。」
そう言い、帽子はとんがりの先っぽでマールを指差す。
「ところでこの帽子どうする?俺、触りたくないんだけど。」
と、ニコス。
「う~ん?あの帽子、何か言ってるけど?」
「マール、あんな帽子なんかかぶったら禿げるぜ?」
「え?ウソ!?」
「こりゃ!わしの話を聞かんか!」
「魔法道具屋では重宝されていそうだからとりあえずもっていこうか?」
「この猫が!わしを売る気か!?」
「ニコス。帽子に冷たくない?」
「いいんだよ。ああいう爺さん系は口うるさいだけなんだから。」
「じいさん系ってなんじゃ!爺さん系って!!よし貴様!見てろ!今、わしの力を見せてやるぞ!」
そう言うと帽子は急に巨大化し口を開き
そして、あっという間にマールとリリーを飲み込んでしまった。
「マール!!」
しゃべる帽子そっちのけで会話していた二人は帽子の咳払いで彼に目を向けた。
「見たところ…お主じゃな?わしの封印を解いた者は。」
そう言い、帽子はとんがりの先っぽでマールを指差す。
「ところでこの帽子どうする?俺、触りたくないんだけど。」
と、ニコス。
「う~ん?あの帽子、何か言ってるけど?」
「マール、あんな帽子なんかかぶったら禿げるぜ?」
「え?ウソ!?」
「こりゃ!わしの話を聞かんか!」
「魔法道具屋では重宝されていそうだからとりあえずもっていこうか?」
「この猫が!わしを売る気か!?」
「ニコス。帽子に冷たくない?」
「いいんだよ。ああいう爺さん系は口うるさいだけなんだから。」
「じいさん系ってなんじゃ!爺さん系って!!よし貴様!見てろ!今、わしの力を見せてやるぞ!」
そう言うと帽子は急に巨大化し口を開き
そして、あっという間にマールとリリーを飲み込んでしまった。
「マール!!」