咲と亮

みんながバカ騒ぎしているのを2人で眺めていると、亮がふと私の方に顔向けてニヤリと言った。


「俺、咲が“食い物におまじない”かけてるの見たかったなー」

…あ~やるよねメイド喫茶のメイドさん達。

「亮は意外とメイドに興味が」
「お前じゃねーんだからあるわけねえだろバカヤロウ」
「え~」




あ、でもさと亮は呟くと、

「咲がやったら可愛いだろーな」

そう言って、亮は微笑みを見せた。

「そーかな?」
「ん。まじでいけると思う」
「うーん。そういうの恥ずかしがらずに言っちゃうのが、亮かっこいい」
「うわーきもっ。おだてても何も出ねえよ」
「いやほんとだよ。世の中の乙女はたぶんそこがい「いや、お前なに目線だよ」

だって亮くん、入学してから3ヶ月で、すでに10人もの女子から告白されているイケメンだよ。

中身はともかく。



< 37 / 100 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop