amoroso



「私も先輩みたいにピアノ弾いてみたいです。それに 私一人で練習しても上手くならないと思うし…。先輩は毎回 私の下手なピアノ聴きたいですか?」


「……気が向いたらな。」


と 響は一言言った。






それから…


私は週何回か旧音楽室に行っては

先輩にピアノを教わるようになった

まぁ 教えてくれるって言うより

私が勝手に弾いて

時々 間違えを指摘してくれるだけど


それでも 嬉しいかった


ピアノが上手くなるのもだけど


先輩との距離がぐっと近づいた気がして…





あと

進展があったのがもう一つ

念願のデビュー曲が発売したの


最初 CDが出来たと
貰った時も嬉しかったけど…


それより

有線なんかで私の曲が流れると

嬉しいような恥ずかしいようなぁ…


でも

やっと歌手になったって実感してきた




最近 忙しいんだけど

日々 充実していて楽しかった


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