amoroso
「帰るか。」
と 辺りが暗くなり
響は香音に声をかけた。
「……はい。」
と 心なしか元気がない香音。
響は気づかず土手に降りるが
香音はぼーっしていて
なかなか降りない。
「どうしたんだ?」
「……もう少しだけここにいたい。」
「は?」
「あっ、いや…。何でもないです。」
と 香音は急いで降りようとすると
響は香音に手をさしのべる。
香音は戸惑いながら手を取り降りると
「また来ればいい。」
と 響は言った。
香音は少し驚きながらも
「…はい!」
と 返事をするのであった。