僕のキモチ...

僕はそのあと、

高橋さんに教えてもらった

通りに進み1年1組へと向かった。

「それじゃぁ。これからホームルーム

をはじめるぞぉー。」

1組の担任らしき人が

教室に入ってきた。

僕は一つだけあいていた関にこしかけた。

昨日の欠席のせいで完全に

でおくれた。


僕のせきはまどがわの

一番前だ。

まぁ、黒板はよく見えていい。

それより友達ができるかが心配だ。

人見知りの僕には、とても

高い壁だ。

よしっ!思い切ってうし後ろの

人に話かけてみようかな。

とおもった時。

ツンツン

と誰かに背中をつつかれた。

それは、うしろの関にすわっている

男子だった。

カレは僕に顔を寄せている。

「えっと・・・。何?」

僕は少し、弱弱しく言った。

するとカレは、

両手のこぶしをぼくに

つきつけた。

そしてぱっとひらいて、こぶしの中に

何もないことを確認させ、

またこぶしをにぎった。

カレ
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