陽のあたる場所で 〜戦国遊戯3〜
数日間は小太郎と共に畑と城を行ったりきたりしていた。
時々、政宗に無理やり連れられて、狩りにも出掛けた。
当初は「狩り」という行為に、どうしても抵抗があったが、「生きるため」の「狩り」だと政宗に言われ、それからは少しずつだが、「狩り」に対する抵抗は薄れ、代わりに「食材等になってくれたものたち」へ、感謝するようになっていた。
いつものように、畑仕事へ出掛けようとしたところで、ちょうど帰ってきた政宗と、門のところで出くわした。
「あ、おはよ。出掛けてたの?」
幸姫が聞くと、政宗は眠たいのか、機嫌悪そうに、「愛姫のところにな」と答えた。
「ふぅん…」
チクリと胸が傷んだ。
小田原以降、幸姫と政宗の間で特に変わったことはなく、あれはなんだったのかと、時々幸姫は考えるようになっていた。
そして、時々、こうして愛姫のところへ通う姿や、帰ってくる姿をみるたびに、胸がチクチクと痛んだ。
時々、政宗に無理やり連れられて、狩りにも出掛けた。
当初は「狩り」という行為に、どうしても抵抗があったが、「生きるため」の「狩り」だと政宗に言われ、それからは少しずつだが、「狩り」に対する抵抗は薄れ、代わりに「食材等になってくれたものたち」へ、感謝するようになっていた。
いつものように、畑仕事へ出掛けようとしたところで、ちょうど帰ってきた政宗と、門のところで出くわした。
「あ、おはよ。出掛けてたの?」
幸姫が聞くと、政宗は眠たいのか、機嫌悪そうに、「愛姫のところにな」と答えた。
「ふぅん…」
チクリと胸が傷んだ。
小田原以降、幸姫と政宗の間で特に変わったことはなく、あれはなんだったのかと、時々幸姫は考えるようになっていた。
そして、時々、こうして愛姫のところへ通う姿や、帰ってくる姿をみるたびに、胸がチクチクと痛んだ。