田舎姫と都会王子
「小梅姉ちゃんだ~!!小梅姉ちゃん!」


遠くに見えた影は大きくなっていき小梅の足に抱きついた。


「ユズ君?」


小梅が声をかけると小梅の足に抱きついた小2くらいの男の子がパッと顔を上げた。

「そうだよ!!小梅姉ちゃん、帰って来てたんだね!」


愛らしい笑顔を小梅に向け、目を輝かせた。


「小梅姉ちゃん、この人は?」


「要って言うんちゃ。要、この子は柚瑠くん。今小2っちゃ。」


小梅がそう言うと柚瑠は、ピトッと小梅にくっついた。


「もしかして小梅姉ちゃんの彼氏とか言わないよね?小梅姉ちゃんは僕のお嫁さんにするんだから!」


(このガキ何言ってるんだ?)


唖然としていると、柚瑠は俺を睨みつけてきた。
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