BABY×DOLL
「人間じゃないなら何!?でも確かに育っていたはずなのに…」
「'人間'とされていないから中絶ができるのよ?」
「酷いよ…!そんな言い方って!」
まだ人間じゃないから
まだ違うから
──ゴミと同じ?
「酷いのは誰?!私はね、わざとこんな言い方してるのよ?殺したのはセリカ、貴女なのよ?!
よく考えもしないで『愛してるから』ってSEXして、子供を作るなんて軽はずみで浅はかな行動をしたのは貴女でしょ!
なのに責めるなんておかしいわよ!責めるくらいなら引退して一人で子供を産んで育てればよかったのよ!」
そう言い放ち、遠藤さんは部屋を出ていった。
あたしは気持ち悪くなり床に胃液を吐き出した。
…聞くんじゃなかったと思った。
あたしは何にも知らない…まだ、どこか安易に考えていた。
真実はこんなに残酷で吐き気がする。
確かにそうなの…
誰かを責める権利なんてない。
あたしが何にも知らなかったから…
虎の事もわからなかったから
こんな事になったんだ。
「…っ…ぅっ…」
──涙が止まらない
だったら、どうすればよかったの?
何を選んでも後悔していただろう。
何を選んでも───…
「'人間'とされていないから中絶ができるのよ?」
「酷いよ…!そんな言い方って!」
まだ人間じゃないから
まだ違うから
──ゴミと同じ?
「酷いのは誰?!私はね、わざとこんな言い方してるのよ?殺したのはセリカ、貴女なのよ?!
よく考えもしないで『愛してるから』ってSEXして、子供を作るなんて軽はずみで浅はかな行動をしたのは貴女でしょ!
なのに責めるなんておかしいわよ!責めるくらいなら引退して一人で子供を産んで育てればよかったのよ!」
そう言い放ち、遠藤さんは部屋を出ていった。
あたしは気持ち悪くなり床に胃液を吐き出した。
…聞くんじゃなかったと思った。
あたしは何にも知らない…まだ、どこか安易に考えていた。
真実はこんなに残酷で吐き気がする。
確かにそうなの…
誰かを責める権利なんてない。
あたしが何にも知らなかったから…
虎の事もわからなかったから
こんな事になったんだ。
「…っ…ぅっ…」
──涙が止まらない
だったら、どうすればよかったの?
何を選んでも後悔していただろう。
何を選んでも───…