【実録】不登校からの脱出

習い事

その頃、私の家の近所に「英語」を習っている友達が居ました。
私は何か習い事をしたくて…両親に「英語を習いたい」とねだりました。
母親と教室に見学に行き、習い始める事になりました。
どういう経緯だったか覚えていませんが、次女も一緒に習う事になりました。

小学校低学年の二人はバスで15分ほど掛けて、英語教室に通いました。
同年代の友達と英語を習う中、やはりここでも「雲泥の差」が出始めました。

小学校低学年の英語教室なんで、英語の単語の書かれたカードでかるたをしたり、人物や物体などの絵を見て英語で答えるというような簡単なモノでした。
私は自分から「習いたい」と言った手前もありますが、まるで赤ちゃんが言葉を覚えるように英語を覚えて行きました。

どちらかというと「社交的」だった私は、違う小学校の友達とも打ち解けていました。
今思えば、次女はその後を付いて来ていた感じでした。

私は覚えたての英語を日常生活で使ったり(平気で外国人に声を掛けていました) 、祖母もそれを自慢したり。
それが益々両親及び祖父母の私への期待を膨らませる原因だったと思います。
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