魅惑★ladyの作り方



「あぁ、翔は俺の友達。
不良くんだからあんま来ないんだよね。
一回理事長室で会ったでしょ?」

『あぁ…あの時いた人ですか。』


顔は覚えていませんが、と心の中で呟くと華楠はふと考えた。

あの時いた五人。
その中の帝、馨、慧がcharm☆fiveだった。
イコール…?



『…後は、eyeとbody?』

「え、charm☆fiveの事?」

『あ、はい。』

「アハハッ!
前も聞いたけどそれってネーミングセンスないよね!
お兄ちゃん達の事でしょ?」

『………あ、やっぱり。』

「うん?」


ぽそりと呟いた華楠に反応した翔はすぐにその内容を把握する。
そして、未来の言葉により華楠は海もその内の一人である事を確信した。

そして、人体への興味がどっと湧いてしまう。

これは華楠の悪い癖の一つである。


 
 
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