真実の奥に。
SHRの間、あたしはずっと下を向いていた

…国語教師の顔を見たくなかったからだ


多分、いや、きっとあたしたちの集まりを不審がったはず。


しかもあたしはある意味、国語教師に目をつけられている


国語教師の真剣で真っ直ぐな瞳を見たら、何もかも話してしまいそうで怖い。



だから今回のことも見逃して欲しい



そんなことを願って、時が過ぎるのを静かに待った



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